私は、高校卒業後に専門学校への進学を決めました。進路を決めたのは、確か高校3年生の夏頃だったかと思います。専門学校にはライブやテレビ関係の裏方仕事の道に進みたかった為、いわゆるテレビ音楽業界に特化した専門学校への進学を決めました。私の場合でいうと、地元は大自然が広がる小さな田舎町だったので当然のごとくそのような専門学校は近くにありませんでしたし、進学するにはまずは地元を出て一人暮らしを始めることが第一条件でした。これには当時、親にも相当な心配をかけてしまいましたが、幸い姉も兄も進学の為に実家を離れる、というのは過去にもあったことだったので一人暮らしを始めることはなんとか承諾を得ることが出来ました。次はその進学する専門学校をどこにするのか?というところからでした。候補はいくつかあったのでその中でどう絞っていくのかがポイントになりました。まず見るポイントとなったのは学校の立地でした。当然、同じような専門分野の学校が同じような場所に並んでいるわけはないので、立地も様々でした。一人暮らしが大前提だったので通いやすい場所なのかはかなり重要でした。
一人暮らしをする分、進学する学校が決まってから近くに家を決めれば良いだけでしたが、初めての一人暮らしでもあったので周囲の環境として治安が大丈夫なのかも、もちろん気にするべきことでした。そして専門分野の勉強内容についても重要なポイントでした。入学前であれば専門分野のことは詳しくはわからないので、あくまで印象的な部分でしたが、学校のパンフレットやホームページなどを見て比べて学校ごとにどこがどう違うのかを見ました。そして資料をしっかり見て比べた上で、学校のオープンキャンパスに参加して実際に見て感じて体験することをしました。
正直、やはりこれが一番参考になりました。比較している学校は全てオープンキャンパスに参加しました。ただ1回行くだけではわからないことも多かったので、最低でも2回は参加して、その体験内容や学校の雰囲気などを比べていきました。この段階でおおよその絞りは出来たのですが、学校卒業後の就職についても重要視しました。最終的にはここが一番の決め手となるポイントでした。
それぞれの学校の口コミなども調べていたのですが、卒業後の就職企業実績や就職率を細かく見て行くと正直その差は圧倒的でした。これが決め手となり、私は自分の通いたい専門学校をしっかり決めることが出来ました。決めた学校は立地も良く、学校の近くに部屋を借りても安心出来る環境でした。専門学校を卒業してからもう8年程になりますが、今考えても進学する専門学校をしっかり見極めたことで楽しい学生生活を送ることが出来ましたし、何より学校の先生方の手厚いサポートもあったおかげで大手の企業に就職することが出来ました。残念ながら今はもうその企業からは転職してしましましたが、今も学校で学んだ専門分野がしっかり生きる仕事に携わっています。後悔は全くありません。